先週頃からずいぶん暖かくなり、当店の軒先では水仙が咲き乱れメダカ達も元気に泳ぎ始めました。
今週末には3月ですしね。早いものです。
年度末でもあるこの時期、卒業・退職・入学・入社などなどでお祝いごとも多く、 必然的に「めで鯛」の鯛めしセットのご注文が多くなります。
先ほど「鯛めしセット」について根堀り葉掘り質問いただきましたので 質問内容を踏襲する形でまとめておきます。
かなり突っ込んで聞かれたので、どれか1つぐらいはどなたかのお役には立てるかと思います。
鯛めしセットへの一問一答
鯛はどのぐらい入っていますか
鯛めしセットは二合用、三合用、四合用とありますので、それぞれ異なりますが、 二合用で90g、三合用で120g、四合用で180gです。
出汁、お米についてもそれぞれ異なります。なお全て骨、うろこなどは取り除いた切り身になっています。尾頭はつきません。
クール便(冷蔵)で配送となっていますが冷凍は出来ないのですか?
鯛と出汁だけでしたら或いは可能かもしれませんが、お米をつけている関係で不可です。
食材は国産ですか?
国産です。
いつ捌いた鯛を使いますか? いつ届きますか?
なまものですので基本的にご注文時にお届け希望日をお伺いしています。 ご希望日の前日に発送(遠方地は前々日)しますが、その発送する日に捌いた魚です。
作り方は簡単ですか?
炊飯器(など)に材料を入れてそのまま炊いていただくだけです。 下準備などは不要です。
商品説明を読む限り、出汁には鯛も使うということですか?
鯛の骨と昆布を煮出して作ります。細かい作り方は内緒ですが、そこまで大それたやり方でもありません。
ウナギや穴子など長魚の料理をされるお店でも同じようなことをしているはずです。(たぶん)
お米はどういう状態で届きますか?
発送前に当店で研ぎ、吸水を済ませた状態で袋詰しています。
なぜお米もつけているのですか?
元々「飲食店のお取り寄せ」が原点ですので、お店の味を再現することが重要でした。
お米は品種によって味も吸水率も違いますので、当店が意図する味に仕上げるためにはお米を指定し、 当店で吸水まで済ませておくのが最善だと判断した為です。
お米は兵庫県コシヒカリと書いていますがそれを使っている理由はありますか?
最初に鯛めしを作るにあたり、お米屋さんに複数種のお米を用意してもらい比較検討した結果、 現在のコシヒカリに決めました。
和食ではササニシキを使うことが多いと思いますが、甘みや弾力などの面で私のイメージする鯛めしに 近かった為です。
お店ごとに料理に対する色々な考え方やコンセプトがあるので良し悪しではなく、個人の好みです。
どういう包装(梱包)で届きますか?
パッケージなどは無いので簡素な包装とふつうの無地ダンボールでの梱包です。
ギフト包装をご指定の場合は黒い化粧箱と包装紙での包装です。 商品ページ下部に写真を掲載しているのでご参照ください。
どのサイズが人気ですか?
三合用です。
三合用が人気の理由は何ですか?
理由は知りません(笑)。が、贈答品でご注文いただくことも多いので、 「三合」という量がちょうど良いと判断されるのではないでしょうか?
たしかこんなところです。
骨で出汁のくだり、商品ページに書いてなかったかな?と思いながらお答えしていたんですが、 以前「出汁に骨が入っている」と誤解される方もいらしたので削除したんですよね、そういえば。
祝いの席などで出される尾頭つき鯛めしは丸々使うので構わないのですが、 切り身で鯛めし作るとなると、髄(ずい)のうま味を取りたいので骨と昆布で出汁をひきます。
あまり聞かなくなった気がする表現ですが、「骨の髄まで」というやつですね。
ではこの辺で。