昨年末頃に「古い酒を3本頂戴して‥」云々の話をちらっと書いたことがありました。
『開栓のときは告知してから開けますわ~』とも書きました
ちなみに小さいボトルの2本は、奇特な方が欲しいというので差し上げまして、ワタシの手元には一升瓶が1本残っておりました
富久錦さんの『早春の播磨路』純米吟醸
醸されたのは13年の2月
丁度、9年前ですね
いつもの 酒のてらむら さんに聞いてみると、「古い酒は味の変化に大きな波があって、(開栓の)タイミングが良ければめっちゃ美味しいけど、悪かったらどーしょーもない味になってる」と、いうことでした
そんなこともあって厳重に保管してきたのですが、一昨日、まさかの”営業中に料理酒切らしてしまった!事件”が発生!
いつもなら売り物の日本酒から拝借するのですが、ワタシの策が奏功し、最近ゆうりの日本酒の減りは急ピッチです(とても喜ばしいことなんですがね。)
どれもこれも、あとちょっとしかありません
というわけで、急遽秘蔵酒解禁!!
アラ炊き作るところだったので、とにかく酒投入して鍋放置。早速、秘蔵酒の味見をば‥(注:仕事の一環ですよ!!)
立ち香、口にした瞬間の味わい、ともに焼き栗のような香ばしい甘さです。
以前紹介した生モト造りの”壱”(神戸酒心館)と似ています
口にした感じも、どっしりした旨味がゆっくり・じんわり広がっていく感覚です。粘りなんて勿論無いんですが、味が口にまとわりついてくるようなねっとりした旨さというか…
でも、それが突如すっと消えます・・!!
立つ鳥あとを濁さず
潔し
心持ち、いいブランデー飲んだときに似てるかな
あんなに度数高くないけど。。。
これは美味いですわ
いいタイミングで開けられたようです♪
酒の神様ありがとうございます!
酒くださった、明るい・気が利く・気立ての良い、美人の若奥さま、ありがとうございます!
アラ炊き頼んでくれたお客さまもありがとうございますm(__)m
今回はこの辺りで
ではまたです