今週になってようやく神戸でも開花宣言が出ました。
近所の公園や街路樹に植えられたソメイヨシノを見る限り、まだまだ二分咲きにもなっていない程度なのですが、どうやら咲き始めるのも近いようです。
週末の雨が気になりますが、今年は久し振りに新入生を迎え入れる桜が見られるでしょうか。
「鯛めしセットには保存料や化学調味料は使っていませんか?」
最近お客様からいただくお問い合わせやメールを拝見していて、「あ、そういえばそうだな」と気付いたことがあります。
それは「化学調味料や保存料の類を一切使用していないこと」
お取り寄せ部悠里は元々が”和食店「ゆうり」の商品を通販しよう” から始まっているので、工場のような大きな場所で作っているわけでもありませんし、大量生産しているわけでもありません。
お店で調理してお客様にお出しするのと同じような感覚で作っているので、お皿に盛り付けるのか、通販用に包装するかの違いぐらいです。(レシピはちょっと違うのですが)
ですので、保存料であるとか化学調味料であるとかを使うことも無いですし、それ以前に思いつきもしませんでした。
その辺りは「商品を作っている」と思うのか、「料理を作っている」と思うのかの違いなのかなと思います。
私としては当たり前だと思ってやっているだけなので、特に意識したことも無ければ殊更に強調したこともありませんでした。
それどころか、「保存性が低いから大量に作ることもできないし申し訳ないなぁ」と思っていたぐらいです。
自分のズレっぷりをやや反省します。
たしかに世の中、食品のふりをした保存料や調味料もありますから、そんなグレーゾーンのものも含めると完全に化学調味料・保存料不使用のものは非常に少ないです。
そういった食品を食べ続けることによって健康面がどうなのか、は詳しく知りませんのでわきに置いておきますが刺激が強いので味覚には影響がありそうに思います。
仕事に支障きたすと困りますし、美味しいものを食べることが好きなので私は使いませんし、なるべく食べません。
というわけなので、今後も化学調味料や保存料を悠里の料理に使用する予定はありません。
特に、小さなお子様がいらっしゃる方から多くいただくお問い合わせですが、ここに明記しておきます。
子供の味覚は未完成
余談ですが、当店の料理がいくら無添加、いくら薄味とは言え1〜2歳ぐらいの小さなお子様にはあまり食べさせ過ぎない方が良いと個人的に思います。
小さなお子様の味覚は大人と比べてはるかに弱く繊細です。
大人の方が美味しいと感じる味付けは、お子様にとってはだいぶ濃いです。味覚が十分に育つ前に濃い味付けのものを食べてしまうと、大きくなってからも細かい味が分かりにくくなってしまいます。
余計なお世話ですが。
ではではまた。