儲からないのに忙しく、貧乏暇無しとは このことか、と思う今日この頃。
前回の続きで日本酒入荷速報の詳細です。
と、その前に、当店がテレビ進出を果たしました!!
と言いますか…
私も聞いたとき「はぁ? 何の話??」だったのですが、
所さんがやってらっしゃる「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」に、ゆうりのお向かいにある益子産婦人科さんが出てたそうで、その時当店も画面に写りこんでいたようです。
恐らく誰も気に留めなかったでしょうが、スタッフのお母様より情報提供頂きました。
我がごとの様に喜んで下さり、有り難うございます。
では本題へ
日本酒入荷情報
左から順番に、
春鹿 青乃鬼斬
白影泉 雄町六割五分磨き
龍力 美酔香泉
五橋 と並んでおります
山廃純米 白影泉 雄町六割五分磨き 16BY
兵庫県の雄、『奥播磨』で有名な下村酒造さんのお酒。
ちなみに、以下はどこかから聞いてきた情報
「白影泉」(はくえいせん)
第二次世界大戦中の米不足で製造中止を余儀なくされた
「純米 白影泉」の完全復刻版。
山廃仕込の純米酒を二夏熟成させた
濃醇でコクがある熟成タイプのお酒。
備前雄町使用 精米歩合65%、粕歩合21.2%、日本酒度+5.0
アルコール17.7%、酸度2.2、アミノ酸1.5
安志加茂神社の参道に建ち、この神社の井戸水の名が「白影泉」というところから命名
ずっと飲みたかった買いたかったこの白影泉。
山田錦で仕込んだものもありますが、私は迷わず雄町をチョイス。
一口目から濃厚に攻め込んでくるコクと旨み。 野趣溢れる深い味わい。常温においていてもダレることのないしっかりした骨太な感じ。
簡単ではありますが、私の満足だけは伝わったんじゃないかと・・
春鹿 純米吟醸生原酒 青乃鬼斬
ゆうりでも置いてた『鬼斬」の夏限定仕様。「春鹿」でおなじみの奈良県は今西清兵衛商店さん。
青い鬼斬りは以前からあったらしいのですが、私は残念ながら知りませんでした。
なんでも去年は瞬く間に完売したので、今年は多めに買い付けたのだとか。以下はまたどこかで拾った情報です。
原料米:山田錦(兵庫県産)、神力(熊本県産)
酵母 協会901酵母 精米歩合58%
日本酒度:+13 酸度:1.9 / アミノ酸度:1.7 アルコール分:18.5%
うっすらと控えめに立ち昇ってくる白ブドウ香。
口にすると、すっきりとした爽やかな口当たりに始まり、どっしりした春鹿らしいというか濃厚な味わいが口中に広がり、キリっと力強い酸がきれいにそれを引きしめてくれる。
まとめてみるとこんなもんでしょうか。
何杯でも呑んでしまいそうです 夏にはもってこいな感じ。
ついでに青鬼と赤鬼の2ショット
(赤鬼斬は空瓶です。)
龍力 純米吟醸 美酔香泉
地元だからか知名度も高い兵庫県は姫路駅すぐ、「龍力」で知られる本田商店さん。
龍力 純米吟醸 美酔香泉
◆WWC2007日本酒部門金賞◆
美酔倶楽部・限定酒
原料米;特A地区産山田錦100%
精米歩合; 55 %
ちょっと脇にそれますが、この酒 「World Wine Championships 2007金賞受賞」 ってことで、「他にも”World Wine Championships ”の受賞酒ってあるけど、何それ?」 と調べてたときに見付けた誰かのこのレポ↓
色合いは、エメラルドをグラスに流し込んだような明るく淡いグリーン。
グラスからは蜂蜜、メレンゲ、そしてナッツやドライフルーツの香りが感じられる。
口当たりは滑らかながら力強さもあり、ミドルあるいはフルボディ。
辛口ながらフルーティで、蜂蜜やナッツ、マスクメロンの香りに続いて、
ライチやナッツ、蜂蜜を思わせる余韻が残る。
この酒が持つ力強さと骨格は、フランス・ローヌ地方の白ワインを連想させた。
「・・・!!」
ボキャブラリーが貧困極まりなく、いつも物事の表現が大雑把な私には絶句あるのみでした。
「エメラルドを。。」のくだり、私には書きたくても書けません (屮゜Д゜)屮 カケルカ~
開栓当初は『渾然とした表現しがたい味わい』でした。
しばらく経つと、山田錦の穏やかな風味と旨さが前面に感じられ、コレは時間経過と共においしくなるな、てことで。
先に立派過ぎるレポートを載せといたんで、私の方は以上です。これが精一杯です。。
純米生酒 五橋
山口県は岩国・酒井酒造
純米生酒 五橋 トラタン村産山田錦100%使用
「トラタン村」って村の名前やと思ってたら違うんですね
いわば、プロジェクトチームの名前みたいなもんだそうです。 今まで知らんかった・・反省。
五橋については、また後日。(つまり、呑めてないんですよ)
ではまた、次回へつづく
“日本酒入荷情報・ 続き” へのフィードバック
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ゆうり店主様
詳しくご説明いただきありがとうございました。
お店も個人も信頼できる酒販店が大事ですね。
(個人の場合はどこの店から買うのも自由ですが、商売ですとある程度取引先が制限されるのでしょうか。)
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>親爺殿
こんにちはです♪ それでは質問にお答えしましょう!
と言っても色んなパターンがありますね、やっぱり。
①店主が以前勤めていた店の場合
酒は2種類のみ。辛口1本と旨口(もしくは甘口)1本。
酒屋さんに電話して、どちらが欲しいのか伝えると、酒屋さんが適当なものを選んで持ってきてくれる
②店主の自宅付近にある和食店の場合
ご主人自らが直接蔵に足を運び、そこで気に入った酒を蔵から直接購入。
100種以上の酒を置いている(らしい)が、なんと客に選択権が無い。好みとか聞かれて勝手に店がチョイスする。しかし何回行っても『開運』が出てくる。そういう訳で私はこの店嫌いですw
③ワタクシの場合
私の場合、趣味と実益を兼ねているので、必ず自分で店に行って選びます。
但し、バイク移動なので利き酒は出来ません。よって、酒蔵さんの特徴・米・精米歩合etc,etc..を参考に勘で選びます。酒屋さんが暇そうなら、「これ、どんな酒?」と意見を求まることもあります。
しかし、そうすると無意識に似たような酒(自分の好み)ばかり手にしてしまうことがあるので、たま~に、自分の手持ちの酒のリストを見せて「ここに加えるならどんな酒がオススメ?」と言って酒屋さんに選んでもらったりもします。(今回の五橋もそのパターン)
と、こんなもんですかね。
「日本酒」がその店でどう位置づけされているかによって、選び方、仕入れ方法も自ずと変わってくるのだと思います。長々と失礼しました(_´Д`)ノ
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ゆうり店主様
渾身の(冷凍寸前の)日本酒レポありがとうございました。
青鬼、面白いですねー。ALC18.5で、+13。しかも泡なし酵母。
店主のような飲食店オーナーが購入される時は、購入する前に利き酒されるのですか?それとも、酒販店の方と相談して仕入れるお酒を決めるのですか?