年が明けてから鯛めしセットのご注文を多くいただくようになりました。
例年の冬場はぶりしゃぶ鍋セットのご注文が圧倒的に多いので、一体どうしたのかと不思議に思ったりもしますが、
鯛めしセットは当店が誕生するキッカケのなった商品であり不動の看板商品です。
ご注文を多くいただけるのは嬉しい限りです。
鯛めしの試食
鯛めしの出汁は鯛と昆布でとった出汁に醤油と塩で味付けしたもの。
それ以外は何も入っていません。無添加・無着色です。
それだけに、基本的なレシピ（昆布の量は何ｇかなど）はあるのですが、昆布や鯛の部分（先端の方なのか根に近い方なのか等）の違いや気温などによって微妙な味が変わりやすく、最終的な仕上げは自分の舌頼みになります。
悠里の商品の中で最もシンプルでありながら最も作るのが難しく、最も神経を使うのが鯛めしセットです。
そういった理由もあって、時折実際に鯛めしを炊飯器で炊いて試食することにしています。
普段は土鍋でご飯を炊くのですが、このときばかりは炊飯器です。
試食は二合用で行うので写真映えしませんね。。（写真に撮るなら５合ぐらい炊けばいいのに！ とスタッフＥ氏に怒られました）
最近の炊飯器は随分と優秀ですので店にある古い安物の炊飯器とは性能が違うと思いますが、これで美味しく炊ければご家庭ではもっと美味しく炊けるはずです。
炊飯器の写真も撮ろうかと思ったのですが、恥を晒すような気がしたので止めておきます。
今回の試食を終えて
炊きたてはきちんと美味しく出来ていたのですが、冬場は鯛に脂がのっているので炊飯器を保温にして２時間もすると脂のもつ特有の臭みを後味の中にほんの少し感じます。
特にここ数日は急に冷えたので今後魚の脂も増えそうですし、出汁作りの際に少し気を付けないといけないかなという印象です。
自分のレポート気分で書いたので話の締めがうまく思いつきませんが、お陰様で鯛めしは５年間ずっとご好評をいただき続けてきました。
看板商品として愛され続けるように、さらに美味しいと思っていただけるように、これからもさらなる改良を続けていきたいと思います。
ではまた。