11月8日(土)、酒の美味小家てらむら さんにて『百十郎』の試飲会があったので行ってきました。
晩のご予約もありましたので、普通の試飲会なら多分行ってなかったのですが、今回は蔵元である林里榮子さんが直々に来られるとのことだったので、これは行っておこうかと。
才色兼備。業界の異端児。
あちこちで評判をお伺いしておりましたので是非どんな方なのかお会いしておきたかったもので。
『百十郎』の試飲会

下の写真2枚は、てらむらさん 並びに林 里榮子蔵元のFacebookより拝借。


少し話がそれますが、『百十郎』を醸す”林本店”は岐阜県各務原市にあります。
勿論、蔵元も岐阜の方です。
ところで私の伯母は岐阜県土岐市の出身。蔵元ならぬ窯元(志野焼)の家の出です。
なんとなくプロフィールが似てるなと思っていたせいなのかどうなのか、蔵元とお話していると、伯母の声と話し方にそっくり!!
内心少しビックリしてました。
話を元に戻しまして、一番乗りで到着した試飲会。
「黒面」と呼ばれる大吟醸・今年の新酒(しぼりたて)・山廃・和らぎ水・古酒・貴醸酒。
たしかこの順番でいただきました。
この日は、過去 最もお客さんの反応が良かった 百十郎の山廃 を買っていく予定にしていたのですが、しぼりたて が予想以上に面白い。
酸と旨味のバランスが絶妙と言うか、嫌味のない酸味。果実のもつ酸味と似ているのかも。
これは悩む。。
両方買っていけばいいのですが、冷蔵庫の容量的にもあまり無理ができない状況。
なにしろ試飲会のことを知ったのが前日だったので、日本酒受け入れ態勢が整っていなかったのです。
そうこうしてる内に他の方もお見えになられたので、しぼりたて と 山廃 に、どういう反応をするのか隅っこの方からじーっと観察。
結構挙動不審だったかも知れません。
林様、もしも不安をお与えしておりましたならこの場を借りてお詫びします。
しぼりたて美味しい! 意見をいくつか確認したところで時間も危なくなってきたので、
「今回は山廃でなく、しぼりたてで!」と決断し、買って帰ってきました。
百十郎 純米生原酒しぼりたて
先述の通り酸がたつ味ですが、日に日に旨味がのってきて美味いです。
少し燗につけても旨いかもしれません。 燗につけたとき、この酸味はどうなるのだろう?? と興味がそそられるので、時間があるとき試してみたいと思います。
残り半分ぐらいですので、お気になられた方はどうぞお早めにお越しください。
では。