久しぶりのブログ更新です。
(”毎日更新”なんてマメなことが出来ないのは分かっているので、個人的には久々でもないかな..と思っていますが)
仕入れてから約1か月眠りについていた爆発酒 こと阿部勘 純米発泡にごりの封がついに解かれました!
阿部勘 純米発泡にごり
宮城県 阿部勘酒造。
そこの極めて真面目な蔵元が、「派手な方が面白いやん!(関西弁ではなかったと思われますが)」と、ふいに見せた茶目っ気で “必要以上の爆発力を注入された” と噂の極めて危険な凶発砲酒 もとい、強発泡酒です。


当店は2回目の購入。
前回は爆発力を見くびっていたこともあり油断もあり、あわや大惨事に・・
普通ならアイスピックなどを使ってゆっくり中のガスを抜きながら、20分ぐらいかけて開栓していかなくてはならないのですが、接客担当1人・調理担当1人の当店にはそんな余裕ありません。
で、出した結論が「どうせ噴くんなら噴かせてしまおう。その方が楽やし。うん、蔵元もきっとそう言ってる!」
という訳で開栓時はアイスピックの代わりに4合まで入る汁注ぎを準備。

名づけて、
わざと噴かせた酒をこれでキャッチしよう作戦
そして、いざ開栓!ボンッと重低音の爆発音!!。
しかし何もおこらなかった。。
「冷蔵庫の奥底でキンキンに冷やしまくってたからかな、全然噴いてこーへんやん」 などと悠長に眺めていたら、マグマが噴き溢れるように次から次へと噴き始めました!
あわててスタンバイしていた汁注ぎで受け止めます。
「やばい! 4合入る汁注ぎがそろそろ臨界点に!!」と焦り始めたところで落ち着きました。
さすがに写真撮る暇なし。しかし、きっちりこぼさず作戦成功!
作戦終了後の記念写真

口の中で跳ねる感じが若干前回よりは大人しめな気がせんでもない・・
気のせいかな??
爆発力なんてなくても、キリッとした旨味のにごり酒で個人的にはやはり好きなんですけどね。
スッタフE氏いわく 「前より苦い!」 らしいです。
苦いとは思いませんでしたが、味覚も人それぞれ違いますからね。実際どうなんでしょう?
この酒の本当の恐ろしさは気付かない内についつい飲みすぎてしまうこと。
気に入った人は一気に5~6合飲んでしまう場合もありますので無くなるスピードが桁外れです。気になった方はお早めに。
まだ半分ぐらいはありますよー
爆発酒の後日談
誰が言ったか、「にごりを燗酒にしても旨い」という言葉を思い出し、この酒を燗につけてみました。 →「爆発酒を燗してみる」