秋の鱧すき鍋は美味しいけれど10月下旬で販売終了

お気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、当ブログのURLが変更になりました。

 

2009年から途切れ途切れ書き連ねてきたこのブログですが、記事数がそれなりの数になった為か表示速度が遅くなったりしてかすかにストレスを感じていたので、レンタルサーバーをロリポップ!からエックスサーバーに移し、やむを得ぬ理由からドメイン(URL)も変更した次第です。

 

 

今は以前のURLにアクセスしても自動で転送されてきますが、そのうち転送効かなくなるはずなので、万が一にもブックマークしてくださっている方は変更しておいてください。

 

とりあえず、さすがエックスサーバーさん速い。快適。

以上お知らせでした。では本題へ

秋の鱧(はも)は黄金鱧

黄金鱧

ブログ書けていない日が続きすぎて10月になってしまいましたが、秋のはも鍋は美味しいです。
毎年言っていますが今年もしつこく言います。

 

鱧鍋には「はもしゃぶ」と「鱧すき」とあって( 「はもすきと鱧しゃぶの違い」参照)、はもしゃぶは夏ならではの鍋だと思いますが、淡路の鱧すき鍋は夏より秋です。

 

旬の名残り(最後の方)なので「名残りはも」「落ち鱧」などとなんだか可哀想な名前で呼ばれたりもしますが、「黄金はも」とも呼ばれます。

 

稲穂が黄金色に実る時期と重なることも一因だと思いますが、実際に鱧が金色に色づいてくるのですね。

夏はもっと白黒に近いです。

 

 

冬眠にそなえ脂と栄養を蓄えている黄金鱧

魚はカツオのように回遊している魚と、そうでないタイプに分かれます。
そうでない魚は暑くなったら深海まで潜っていってしまったり、岩陰に隠れて休眠したりです。

 

鱧は休眠タイプで11月に入った頃から冬眠し始めます。
ですので、11月から翌5月までハモは獲れません。

 

 

毎冬「ハモ鍋は出来ないのですか?」と4,5件お問い合わせいただきますが出来ません。
残念ながら年中とれる魚ではないですし養殖もしてません。

 

冬眠に備えて9月、10月の鱧は栄養と脂をたっぷり溜め込んでいます
その為に体表が黄金色に色づいてくるのでしょう。

 

梅肉などでさっぱり食べる鱧しゃぶはさておき、鱧と玉葱の甘み・うま味がメインの鱧すきでは、脂と旨味の濃い秋のほうが美味しくなるのは自明の理かと(個々人の好みによる意見の違いはあります)。

 

どうしてもメディア各種では夏以外あまり注目されない鱧鍋なのですが、ぜひぜひ秋にこそお召し上がりいただきたいと思います。

 

 

今月下旬までは販売しております。

 

ちなみにYahooショッピングでは「ソフトバンク優勝セール」とかやってまして、うちからも鱧鍋2〜3名様用はお安く販売しておりますので、お気兼ねなくご利用くださいませ。

 

ではでは。


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