三田市・須磨田で山田錦の収穫をお手伝い。
~前回までのあらすじ~
送迎バスの集合時間に遅刻した私&相方氏。
バイクで道に迷いながら何とか到着。
さぁー稲刈りだ!
『よぅ、辿りつけましたねー!』と、てらむらさんの若奥様にいつもの笑顔で出迎えられました。
いゃー、自分でも感心します。何しろ見渡す限り田、田、田
目印が何も無い!
道を教えてくれたコンビニの皆さん、本当にありがとうございます!!
いざ稲刈り開始
眼下に広がるのは山田錦たち。
先日の台風にも負けずにシャンとしてました!
早速、カマを手渡され簡単な手ほどきを受ける。
カマも刃物、包丁も刃物。
理屈は一緒なので、隣の御夫人方の4倍くらいのスピードでさくさく収穫(自分比)。
無論、刈ってばかりではなりません。
ある程度刈ったら、5、6把をワラでくくって束ねていきます。
辺りを見渡すと皆さん談笑しながら結構ほのぼのやってるのですが、ふと相方氏を見ると、
一心不乱にカマを振り回していました。。!
何を考えているかは分かります。
恐ろしく負けず嫌いな彼女なので、多分誰よりも先に一列刈り取ろうとしてたのと、
遅刻した負い目があって、挽回する為にも必死なんでしょう。。
(後で聞いたところ、大体正解でした。)
集中すると周りが見えなくなるのは毎度のことです。
まぁ相方氏がそんな調子なので、私はカマを置き、束ねていく方に専念することにしました。
合間合間に手を止めて農家のオジ様方に話を聞いてますと、今刈り入れてる田んぼで大体一升瓶500本分の日本酒が作れるらしいです。
この広さで500本…多いのか少ないのか、実感として湧かない・・・
てらむらさんとも話していると、この後のバーベキューでは去年収穫した山田錦で作ったおにぎりが出るとのこと!
酒米で作ったごはんって、あまり美味しくはないっていうけど‥‥どうなんやろ??
何しろ、バイクで来てしまった私。「飲む楽しみ」は失ってしまいました。
山田錦おにぎりに期待しながら、引き続きせっせと稲を束ねていきます。
一方の相方氏は相変わらずの刈りっぷり!
お隣で御夫人方が3人がかりで刈ってるのより、彼女の方が早い!!
いつものパターンからすると、カマに手も慣れ、周り見渡すと自分の方が早いし、一層調子に乗って刈りまくってるんでしょう。(後にきいたら、これも正解でした。)
束ねてる私の方が追い付かなくなってきたので、10把1束くらいにして時間短縮。
(そんな真似していたせいで、のちのち苦労する羽目になります。。)
そうこうしてる内に、終了時間が近づいてきました。
今度は束ねた山田錦を棚にかけて干していかねばなりません。
女性陣は束ねていく。男性陣はそれを棚にかけていくことになりました。
束を二つ手に広げ竿にかけていくわけですが、時折、他の2~3倍の太さで束ねられてる山田錦さんがいる!
重いし太いし、二つに分けるのも竿まで持ち上げるのも大変!
まったく、誰やこんなことしたんは・・・・ m(__)mスンマセン
オジ様方、幼い頃はこの稲の中でかくれんぼしたり、竿にぶらさがって竿折って青ざめたりと色んな思い出を語ってくれました。
そうこうしてる内に時間終了ー!
みんな合わせても全体の5分の1しか収穫できませんでした。やや残念。。。
山田錦さん、来年美味しいお酒になって再び会いましょう!!
さぁあとはバーベキューだ。
予想外にだらだら長くなってしまったので、ここで一旦幕です。
収穫後のお話もなかなか長くなりそうなので。。。