“始末する”という言葉

桜が一気に満開です!!
去年はお花見行けたけど、今年は行けるかなー??

聞いた話では「桜は咲く前に冷え込んだ場合、内側に力をためるから長く咲く」らしいので、もう少し粘ってほしいです。

毎日妙法寺川公園を通り抜けながら出勤してるので、桜自体は十分堪能してるんですけどね.

 

それにしても、見れば見るほど薄紅色、ぱっと咲いて人知れず散る・・実に儚い花です。
こんな花に(悪意はございません) 心惹かれ愛でるというのも、日本人独特な感性だなぁと思います。

繊細さ・儚さ・潔さ・慎み  そんな言葉を思い出します。

 

「始末する」

そうそう桜の話しようと思ってたんじゃないんですよ!

最近知った「始末する」という言葉。
始末する・・・暗殺する意味ではありません。

 

料理についていう「始末」とは、「魚の皮やアラ、野菜のへた、皮などの端材を捨ててしまうのではなく、一手間かけて食べられるように調理すること」を言うそうです。

 

精進料理を勉強した方もそういえば言っておりました。
「人が口にするものは全て他の生き物の命を食んでいるに他ならない。その命に感謝し余すところなく全て食すべし」
うろ覚えなので聞いたままでは無いと思いますが、大事なことだなぁと感心した覚えがあります。

 

毎日やってると調理は”作業”となってしまい、自分が扱っている食材をモノ扱いしてしまうことも、正直に申告して多々あります。

 

食べ物は全て他の生き物の命である

このことを忘れず、自分はどこまでその命に敬意を表しているか。

端材=ごみ なんてやってしまってないか。考えながら今日も出勤です。

ではまたー


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