お湯をくぐり一瞬で鮮やかな緑色にかわる生わかめ。
毎年見慣れているはずなのですが、不思議と毎年びっくりします。
春の鯛しゃぶ鍋はこのわかめとやや厚切りにした桜鯛のしゃぶしゃぶ。
ごま味噌をポン酢とあえた胡麻だれ酢でお召し上がりいただきます。
割とすぐに完成した梅ポン酢(ぶりしゃぶ・はもしゃぶに使っています)にくらべ、この胡麻ポン酢はなかなか思った通りの味に仕上がらず、かなりの難産だった記憶がありますが、
鯛とわかめの力強い味わいに負けずにまとめてくれる良い調味料に仕上がったと思います。
生わかめ
乾燥わかめや塩蔵わかめなど一年中手に入るわかめですが、湯がきたての生わかめの風味・食感はやはり少し違います。
厚みもあり新鮮なので湯がきたてをそのまま食べても、しっかりした歯ごたえと得も言われぬ春の風味。
嫌味のない味というかすっきりと味わえます。
わかめは生長が早いのでいつの間にか食用に適さない大きさ、固さに育ってしまい、人知れず入荷が終わってしまう困り者です。
実際、先週急に入らなくなり一時販売中止していました。
春に出てくる食材は山菜もそうですが、すぐに大きくなってしまうので本当に旬が短いものばかりですね。その点では筍の鯛めしも同じです。
春ならでは、の桜鯛とわかめの鯛しゃぶ鍋。
例年の記録を参考に、販売期間を4月8日までに設定しておりますが、それ以前でもいつの間にか販売終了する恐れもありますのでお早めにご注文くださいませ。
ではではまた。
桜鯛とわかめの鯛しゃぶ 2 – 3名様用
桜鯛とわかめの鯛しゃぶ 4 -6名様用
桜鯛とわかめの鯛しゃぶ お一人様用小サイズ