雨です。
それだけでやる気が削がれます。
とは言え、作物にとっては大切な雨ですし愚痴を言わずに今日もしっかり働こうと思います。
お陰様で鱧鍋のご注文も増えてまいりましたし。
鱧鍋といえば、「梅雨の雨を飲んで鱧は美味しくなる」という言葉がありますが、もちろん実際に雨を飲んでるわけじゃありません。
6〜8月に鱧漁は最盛期を迎えますが、桜鯛と同じくハモの産卵期だからですね。
どういう理屈か知りませんが鱧は塩分濃度の低い場所で産卵をするらしく、梅雨の雨で海水中の塩分濃度が薄まった沿岸付近で産卵しようとするそうです。
鱧や鯛のみならず、産卵期になると魚は沿岸に近寄ってきます。不思議です。それだけ沖合いで出産するのは人間に捕まってしまう危険よりもリスクが高いいうことなのでしょうかね。
6月はさっぱりした「鱧しゃぶ(鱧ちり)」の方が人気
6月の鱧鍋は、しっかりした身質を活かした鱧しゃぶ(はもちりという人もいます)の方が人気です。
一昨年までは「鱧すき鍋」一択しかご用意していなかったので今年で2年目ですが、すっかり”6月=鱧しゃぶ”という感じで定着してきた感があります。
鱧しゃぶは鱧だしと梅ポン酢でさっぱりと仕上げていますから、湿気の多いこの時期には良いのかもしれません。
去年「少し物足りない」というご意見をちらほら耳にしたので、今年からは増量してます。
ついでに、ご注文時に鱧の量を選べる(通常量か少し増やすか)ように変えていますので、常連の皆様におかれましては少し戸惑われるかもしれませんが、そういったお声(”鱧だけ増やしてほしい”)も多かったということでご理解いただけますと幸いです。
ブログかいている間に雨も小降りになってきました。
さて午後からも頑張ります。
ではでは。
ハモしゃぶ のおとり寄せ
